特殊伐採は、高木や狭い場所にある木を安全に伐採するための専門的な手法です。通常の伐採では困難な場所でも、特殊伐採なら可能です。たとえば、住宅のすぐ近くや狭い庭に生えている高い木など、通常の方法では木をそのまま倒すことが難しいケースで活躍します。

特殊伐採では、職人がロープや安全装置を使って木に登り、上から少しずつ切り取っていく方法を採用します。この方法により、木を一気に倒す必要がなく、周囲の建物や電線を傷つけるリスクを最小限に抑えることができます。また、クレーンや重機を使用することで、より安全かつ効率的に作業を進めることができます。

このような特殊伐採の作業には、専門的な技術と経験が必要ですので、自力で行うのは非常に危険です。当社では、プロの技術者が現地調査を行い、最適な伐採方法をご提案します。まずはお気軽にご相談いただき、安全で確実な伐採サービスをご利用ください。

実績

これまでの伐採してきた丘陵地、傾斜地、電線、道路沿いの事例

住宅近くの樹木を手作業で伐採

値段

木の特殊伐採にかかる費用は、おもに木の高さと本数、そして伐採の難易度によって上下します
木が高かったり、本数が多かったりすると作業量も多くなるため、費用も必然と高くなるのです。

以下では、伐採費用の相場をまとめたので参考にしてみてください。

伐採にかかる費用は多くの場合、木の高さによって変わるといわれています。
そこで、木の伐採にかかる作業費用がいくらになるのか、相場を以下でまとめました。

  • 3m未満:18,000/1本
  • 3~5m:30,000円/1本
  • 5~7m:42,000円/1本

7m以上の高さがある高木については、費用の決定が「応相談」になる場合もあります。
なぜなら、10m前後になると3階建ての住宅くらいの大きさがあるため、伐採する作業量も多くなり難易度も高くなるためです。
また、木が生えている場所の難易度によっても金額は上下します。

リスク係数

リスク係数とは、樹木を伐採するときの難易度のことをいいます。
周りにある民家や電柱、塀などの障害物が多いほど伐採の難易度が高くなるので、リスク係数も高くなります。

リスク係数の数値は木の伐採料金にも影響するため、具体的な基準を知っておきましょう。

リスク係数の例

  • 民家や壁がなく広い場所:0.5
  • 電線や屋根がある・重機を動かしにくい:1
  • 民家や電線が周りにたくさんある:2

リスク係数の数字は、伐採する木の作業費用に掛けて計算します。
「木の高さに対してかかる金額×木の本数×リスク係数」という計算式でおおよその金額を知ることができるでしょう。

例えば、周囲に民家があるためリスク係数2と判断された土地で、3mの木を1本伐採したとすると、以下のような計算式になります。

18,000円(3mの木の作業費用)×1本×2(リスク係数)=36,000円

リスク係数が高いと、以上のように作業費用が倍になることもあるのです。

木の伐採には作業費用以外にも別途料金がかかります。
では、具体的にどのような費用がかかるのでしょうか。

伐採作業以外にかかる費用

特殊伐採には、作業費用以外に必要な道具をそろえたり、丸太を処分したりするのにお金がかかります。
そのため、木の伐採費用以外にも、処分費用や重機費用などの別途料金が発生するのです。処分費用

伐採した樹木を回収してもらった場合に発生します。抜根費用

伐採した木の根を抜いたときにかかる費用です。
木の太さによって値段が変わります。重機費用

特殊伐採ではクレーンやダンプカーなどの重機を使うこともあります。
重機を使った場合はガソリン代や使用料などの追加料金が発生します。出張費用

現場に向かうまでにかかる費用や、ガソリン代が含まれます。重機費用

木の伐採後は、丸太を運び出すための人員が必要になることがあります。
そのため、伐採に必要な人数分の人件費が必要となります。

以上でご説明した費用以外にも、木くずや落ち葉の処理、ロープやチェーンソーなどの道具にも費用がかかる場合があります。
伐採にかかる追加料金は業者によって違うので、詳しい費用まで計算するのは難しいかもしれません。
そのため、まずは見積りの依頼をおすすめします